プロ論

m-tamaki2008-05-14

先日の倉敷への移動中の車内の事。それこそ僕が中学、高校の頃聴いていたバンドの音楽などが流れておりました。大学ではギターを始め、買えもしないのに楽器やさんばかり顔をだしてその艶と木の香りに憧れてばかりいました。安いギターしか買えませんでしたが友人と鳴らしたり友人が詩を作ってきて曲をつけたりと、思えばそんな事もしてました。社会人になっても暫くそんな事をしてましたが最近してないなあ・・・。家族、親、患者さん、お店・・・とこの10年で随分とたくさんのものに責任を持たなくてはならなくなりました。ある意味無責任にやってた20代を懐かしむと同時に、逆にこの責任感の重みや問題を解決していく喜びと充実を感じたりもするのです。
最近はオステオパシーに対する本を読み、講義を繰り返し聴き、手技の訓練を行い・・・とかなり偏った生活思考になりました。以前少し幅広く物をみなくてはいけないとも日記に書きましたが、逆にこの僕がここまで根詰めるものがあったというのも不思議な気がします。例えば上記のギターにしても、コードは弾けるけどメロディーは弾けない。いろんな事に対してそうなのですがある程度のことは簡単に出来るけど、そこから先は出来ないとあまり踏み込まない。悪く言うと投げ出す、「広く浅く」的なところがあったように思います。
しかし、いくら仕事とは言え今度ばかりは違う気がします。たかだか数年のキャリアですが随分根詰めてる気がしますし、「この辺まで行きたい」のレベルがどんどんどんどん上がり、少し疲れてしまうような時もあります。それでも止められない・・・。今日も頚椎の痛みの方来られましたが、今日目指したレベルまで達成出来たのか?施術後も暫く考えてました。
今「プロ論2」という本を読んでいるのですが、結局どの分野の成功者も最終的には「好きなことを思いっきりやれ!」という事には異論はないようだし、とりあえず考えすぎる位考えてでも、カープの前田がホームランを打っても首をかしげているような姿を目指してみようかなあ・・・。