只今ガストにて勉強中。いつも来るより随分賑わっています。さすがゴールデンウイーク始まり。僕には到底縁のない響きですが、仕事をしている最中はさほど気にもならず楽しく施術しておりますがこう賑やかな雰囲気を見ると一人ぽつりと寂しくもなったりします。来週のフラワーフェスティバルを楽しみにするのみです。
さて、昨日は所属するメンタル整体師会の開業者向けセミナーがありました。毎月参加する通常のセミナーとは別の開業者のみが参加出来るセミナーです。開業者向けとあって当然内容も店舗営業面の事からクライアント様への対応の仕方、法律的な事など普段の自分を顧みる内容もあり大変勉強になりました。施術面に関してもやはり少し高度な内容も入って来ますが、特に言われるのが単に技術を磨くだけではなく幅広い知識を身に付ける事の大切さです。
整体というと身体の主に筋骨格系を調整していくものですが、来院していらっしゃるクライアントは様々な症状を抱えていらっしゃいます。複雑な社会でストレスから精神的に不安定な方もいらっしゃれば、整体の範疇を超える内科的な問題が潜んでいる方もいらっしゃいます。そうした場合は適切な判断で医療機関をお勧めする判断能力も必要です。時に「なんでも治す」という治療家の言葉を聞いたりしますが、その情熱こそ大切なものであれ、現実的に難しいものはそう伝えないといけません。その場合は医療機関での指示を仰いで頂き、その上で整体の範囲で出来る事があればどうした事が可能なのか解剖生理学的にクライアント様にしっかり説明してあげる事です。そうするとクライアント様はまず何よりも安心されますし、自分の思考で「治す」という事を始めます。
リラクゼーションサロンは数多くありますし、これからどんどん増えていくと思いますが、のどかは整体とは言っても内科的、心療内科的、整形外科的な基礎医学に基づいた判断能力を携えた施術集団として、施術技術を高めていきたいと思っています。
