只今倉敷ガストより。今日はここのところの暑さのせいか、連休中日のせいかのどか倉敷店も日曜にしてはややのんびり時間が過ぎました。そんな中二人同時の希望に添えなかったお電話の方すみませんでした(>_<)。
そんな中、顎関節症は治りますか？というお問い合わせも頂きました。これもまた一言ではお答えしにくいご質問です。正直言うとお電話で一言「大丈夫ですよ！」とは言えません。今の状況や予想される原因、またこうした不定愁訴はストレスも絡んでいたり非常に複雑です。特に若い方程短期間での治癒、もっといえば一回の施術で完全元通りを期待していらっしゃり、あちこちの施術院を回っていらっしゃる方も多いようです。
もちろん一回で治るに越したことはないですし、治療家もできるだけ短期間での症状軽減を目指せるように腕を研き、施術していくべきだと思います。一つの症状をとるのにいたずらに施術を長引かせるべきではないと思います。しかし、本当にその症状を改善させるのは治療家なのでしょうか？
先日僕は歯茎から余分に生えてきた過剰歯を激闘の末抜いたことを書きました。歯茎から出ていたものを抜いたのですから当然歯茎はまるでお月さまのクレーターのようにぽっかり穴が空き、食事のたびにご飯粒がはまり込むなど困らせていました。
しかしながら、あれから三週間、あれよあれよと舌でつっつくとその穴はどんどん小さくなっているではありませんか。今ではご飯がはまり込むなどほとんどありません。なんでしょう？？これは大きくいえば治癒力です。体が正常な状態を維持しようとする恒常性、ホメオパシーと言われるもので自然治癒力が強く働いてくれたのです。
人間にはこうした自然治癒力が備わっているので健康な状態が普通であり、症状があっても自然治癒してしまうのです。しかし年齢や過労、ストレス等で自然治癒力が落ちると症状も長引いたり、より辛くなってしまいます。こうした時ある時はお医者さまや処方されるお薬、ある時は僕達のような治療家の技術によって症状軽減を図るのです。つまり体を最終的に直すのは結局は自分自身ということですよね。
僕は医者ではありませんので手技によってそうして体の自然治癒力を高め、体が正常な状態にまで戻ろうとするのを助けるお手伝いをしているのですね。つらい症状は一日も早くとりたいと思われるでしょうし、そのお役にたてるよう最大限治癒家は努力していきますので、施術後、症状が落ち着くまで少し時間がかかる場合があること、また症状がなくなった後こそ、体の自然治癒力を高めて健康を維持する為にご自身に合う治療家をうまく利用頂けるとこの上なく幸せに思うのです。
