ゴールデンウィークは皆さんいかがですか？さすがに五月に入ると汗ばむ陽気になってきましたね。暦の上では今日が「立夏」らしく今日からが夏らしいです。また俳句の季語にもあるらしいのですが「薄暑（はくしょ）」といって夏本番より少し手前の時期というのが今の季節にぴったりですね。
僕はというと３，４，５日で適時お時間を頂きながら予告どおり広島のフラワーフェスティバル、そしてプロ野球「広島対中日」戦を観にいってきました。このお祭り去年も書きましたが僕にとっては恒例行事で毎年必ず出かけます。休みには遠出したい僕ですがこの時期はあえて近場のこのお祭りに出かけます。フラワーフェスティバル自体も３０回目らしく華やかに開催されていました。なんでしょう、嫌いな人も多いかもしれないけど、あのにぎやかな感じで人がたくさんいるのが好きなんですよね。それだけで楽しくなるというか。夏の徳島「阿波踊り」、高知の「よさこい」など好きな祭りもたくさんあります。出店も好きだし(^_^.)。
しかも今年は改めてそうした気持ちを再認識しました。祭りの合間に久しぶりだったのですが「原爆資料館」に入館しました。そこには原爆投下前の町の様子から、一瞬にして焼け野原になった町の様子や遺品が並べられていました。自分自身の肉親がなくなっていく様子を目の当たりにされ、その遺品を大事に保管していたという見るに耐えない内容のものもありました。また、原爆投下後７５年間は草木も生えないだろうと言われていたとも書かれていました。それがどうでしょう。復興のために立ち上がり、街は緑で覆われ、歩く隙間もないほど人であふれ、建物が立ち並んでいます。雑踏の中にいるとふと面倒くさくなり自然の中に逃げ出したくなることも多々あるし、そうして自然の力でリフレッシュする事もとても大切だと思うのですが、ああした惨状の写真を見ると混沌とした人や建物の雑踏にもまれるのもそれはそれでとても幸せなことのように感じます。だからといってこのお祭りが好きになった訳ではないけれど、すこし違った角度から改めてお祭りの様子がとても幸せに感じたのでした。
野球の方も大入り超満員で歩くのもやっとで球場に遅くに着いた僕は結局ほとんど立った状態での観戦となりましたが、結果はめでたく勝利(^o^)／。疲れも吹っ飛ぶ逆転勝利で最高の内容で、僕にとってのゴールデンウィークは最高の形で閉められたのでした。
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