宮島小旅行

 今年は野球もライブもセミナー参加に小旅行、全ておあずけなのでストレスも溜まっておりましたが、県内のコロナ状況も落ち着いて来ましたし、何より経済状況がとても気になります。中でも飲食業や観光業というのは特に影響を受けておりますし、のどかの患者さんに宮島から来て頂いている方がおられるのですが、宮島も人が少なく旅館に至っては存続が難しいところもあるとお聞きしていました。

少しでもお役に立てたらと思っていましたし、純粋にとにかく観光気分を味わいたかったので久々宮島に行ってきました(^^♪

平日とはいえ確かにまだまだ人は少ないなあ…お店の方もわざわざ歩いている僕にもみじ饅頭をプレゼントしてくれて帰りに寄って下さいね、とか色々工夫されている様子でした。微力ながら出来るだけ沢山のお店で買い物をさせて頂きました。

 鹿もエサが貰えないからかソフトクリームを持った僕に真っ直ぐ向かってきて服をガブリ。そのまま追いかけられ走って逃げました( 一一)(※食べ物を持っていなければ写真のようにとてもおとなしくてかわいいです)

 皆様状況許せば是非宮島にお越し下さいませ!

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オステオパシーについて~テクニック編4「MET(マッスルエナジーテクニック)」

 今回は直説法つながりでHVLAに続き、これまたオステパシーでは代表的なテクニックであるMET(マッスルエナジーテクニック)についてご紹介します。

 直説法ですから右に曲がっているものを左に戻す(何度も言うように実際は三次元で繊細に調整します)のですが、HVLAは関節そのものに直接的かつ瞬間的にアプローチするのに対して、METではその骨の問題にかかわっている筋肉に対してアプローチして、結果的に骨のゆがみの問題も解決しましょう、という原理です。

 行い方は、上記の通り骨が元の位置に戻るようにセッティングした状態で、患者さんには反対方向に体を動かすようにしてもらいます。術者はそれに対して抵抗、これらの動作を3~5秒行い同じくらいの長さ休んで頂く。これらを3~5セット行います。

 文章では表現が難しいのですが、安全性高く関節の矯正が行えますし、周辺の筋肉など軟部組織を柔らかくする、体液の流れを良くするなどの効果も同時に期待できる非常に良いことの多いテクニックです。

ですので、今後ご紹介する筋膜リリース他様々なテクニックで軟部組織を緩め、METで矯正を行いそれでゆがみの問題や症状が取れたらOK、まだ少し残っているようならHVLAへと進む、というのが時間的余裕がある時などの基本的な施術の組み立て方の1つで、そうした手順を踏むと非常に効果的かつ安全に関節の矯正も行えます。

※湊はJOPA(日本オステオパシープロフェッショナル協会)の国内セミナー「マッスルエナジーテクニッ」)を受講、修了しております。

 (写真は骨盤を矯正している所ですが、患者さんには膝をベットに近づけるように軽く力をいれて頂き、術者はそれに対して抵抗するように膝に力を入れて持っています)

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オステオパシーについて~テクニック編3「HVLA(高速低振幅)」

オステオパシーについて2月に書いたテクニック編の続き第3回目です。

 前回はオステオパシーのあらゆるテクニックに共通する原理の「間接法」の代表格、ストレイン&カウンターストレインテクニックについてお書きしました。

(テクニック編第1回原理についてはこちらをご覧下さい→

オステオパシーについて~テクニック編1(原理) - m-tamaki’s blog

今回はもう一つの原理「直接法」について、これまた代表的テクニックHVLA(高速低振幅)テクニックについて書きたいと思います。

第1回でご説明したように直接法とは右に曲がっているのなら単純に左に戻してしまえ、というお話です。もちろん現実には三次元でその方向を探るのでそう簡単ではないのですが、それを瞬間的に速い速度で短い衝撃で行うのがこのテクニック、文字通り

「高速低振幅」のテクニックで英語での頭文字をとってオステオパシーではHVLAと読んでいます。そう、いわゆる「ポキッ」と音がする事があるテクニックです。

他の療法、代表的にはカイロプラクティックなどでも行われており「アジャストメント」とか「スラスト」とかという言い方をされる事もありますので聞かれた事がある方もいらっしゃるかもしれません。また「ちょっと怖いなあ」というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、僕がオステオパシーで学んだこのHVLAに関していうと、HVLAを行う前は周りの軟部組織を十分に柔らかくしてから行いなさいと習っていますし、非常に緻密に限局して行いますのでとても軽くてソフトです。(施術家の技術が高ければ高いほど)

 ポキッという音が発生する原理は今回省きますが関節の中の気体がはじける音だと言われており骨が不具合を生じてしまった音ではありませんが、とはいえ瞬間圧を加える為、基本50歳代以上の方や骨粗しょう症の疑いがある方、そして何より施術を受けられる方が恐怖心を感じられたらいけませんので、のどかでは基本的に間接法のテクニックを主に用い、もしHVLAを使う場合は「音がするかもしれませんが大丈夫ですか?」とお聞きしてから行います。

 このHVLAをそうまでして使うにはそれなりにメリットもあるからなのですがやや専門的になるので今回は省きます。ただ上手に行えると施術家にとっても患者さんの健康にとってもプラスになる面が多々ある、非常に大切で重要なテクニックです。

※湊はJOPA(日本オステオパシープロフェッショナル協会)の国際セミナー:マイケル・L・クチェラD.Oの「HVLA」と国内セミナー「HVLA」を受講、修了しております。f:id:m-tamaki:20181126131327j:plain

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嬉しい出来事たち

 本日、国内全ての都道府県において非常事態宣言が解除されましたね。まだまだ完全に安心できる訳ではないし、政府の感染・経済対策には考えるところもありますが、まずは日本人特有の我慢強さやお一人お一人のご努力の結果によるものとして喜びたいなと思います。

 のどかも勿論、様々な面で影響がなかった訳ではないのですが、やはり日々来院頂く方にかえって僕の方が勇気を頂いたり嬉しい気持ちにさせて頂いたりする事が多々あります。今日は最近あったそんな嬉しい出来事の一部を少しまとめてみました。

1、先日赤ちゃんの時から拝見している女の子が来院されました。すでに幼稚園に入園され気になっていた頭の形も随分よくなりました。当初は施術中泣かれたりされていたのですが、先日は好きな食べ物を教えてくれたり帰り際にはバイバイやタッチをしてくれました(^^♪

2、30代の女性ですが、彼氏が出来たとの事を施術中に教えてくれました。ただ内容は書けませんが少しセンシティブな悩みが生じているらしく、男心としてはどうなんですか?と色々質問下さいました。勿論施術をしっかりした上でですが、こうしたお悩みを話して下さるというのはそれなりに信頼をして頂いているという事ですし、人は話をする事によっても身体にも良い影響を及ぼすので僕は嬉しく感じます。

3、ある女性の施術中コロナの話になったのですが、「もし僕がコロナになってしまって無事治ってのどかに戻ってきたらまた通って下さいますか?」と冗談ぽくお聞きしたら「治ってるんでしょ?勿論来ますよ」とケロッとお返事下さいました。コロナについては現状ではまだ、仮に罹患した後の風評被害もお店を運営するものとしては正直不安はあります。この方のようなお返事を頂くと勿論嬉しいですし有難い気持ちになるものです(^^♪

4、月に一回倉敷のある場所で施術を行っているのですが、緊急事態宣言中でありましたし、4月は伺うべきかどうか皆様にお尋ねしました。勿論、そこで今回は止めておきましょうという選択肢も間違ってはいないと思っていたのですが、思いに反して皆様から施術を行って欲しいというお言葉を頂きました。施術家として、また人として人さまから必要として頂くこと程嬉しい事はありません。しかも、その場所ではオーナーさんが他で運営されているカフェで取り扱っているジャムなどが休業のため余ってしまい、値段を下げて販売されていたのですが、皆様沢山購入をして帰って下さいました。非常に暖かい気持ちになりました。

 困った時こそお互い様、国からも10万円ほど支給して頂けるようですが、僕も飲食店はじめ沢山の場所で有難く有効に使わせて頂きたいなと思います(^^)/

 

5月31日追伸

4月5月中には来院者様からマスクを頂くことも多々ありました。最近でこそ手に入りやすくなって来ましたがそれがまだ難しい折にわざわざ譲って頂くとは本当に有難い事でした。改めてお礼を申し上げます。

 

 

 

プチブログ2

 先日ある女性が来院下さいました。もう長くお通い頂いております。

 ある技能を元に今はお勤めをされているのですが、夏くらいにはその技能を活かしてフリーランスとして独立しようかと思っているとの事。言うまでもなく、このコロナ渦の最中、安定してお給料が出るというのは個人事業主の僕からしては、「今のままの方が…」と思わず声が出そうになりましたが、よくお話をお聞きするとしっかりとしたプランを考えておられます。そしてもし万が一立ち行かなくなっても、こうすればよいや!という潔さも感じられ、何より悔いのない人生を送りたいという事でした。

 何かと不安の多い現状の中、僕もこの仕事をしていると様々な知恵やヒント、勇気を頂くことが多々あります。それぞれのお立場で大変な状況の方もいらっしゃると思いますがみんな良い方向に向かえばよいなと思います。

 

自粛明けの身体の動かし方

暖かさを通り越し暑いくらいになってきました。皆様お体の調子はいかがでしょうか?
緊急事態宣言も本日一部の地域を除いて解除される見通しのようです。まだまだ油断せず、というところですが、ちょっと疲れましたよね~本音のところ( 一一)。
自粛生活を送られる中で、どうしても体力が落ちてしまわれると思います。僕が思うにこれは皆様が思っている以上だと思います。
先日バレーボールのチームに入っておられる女性が来院されました。メンテナンスも兼ね月に一度位のペースでお通い頂いているのですが、先月は施術を控えられ、今月少々お久しぶりの施術となったのですが、明らかにお体の良い意味での張り、つまり筋肉の状態が明らかに落ちており、ご本人様も自覚されておりました。
僕も10年くらい前は数年間ジムに通っていたのですが、1週間休むだけでも同じ負荷で再開することがすごくきつく感じたのを覚えています。
僕もこの1か月は夜に地元呉の海沿いを散歩したり、お店が5階にあるのでなるべく階段を使って上り下りをするようにしております。
特にこれからは気温が上がってきます。いきなり自粛前と同じ感覚で身体を動かし始めると身体への負担も大きいと思うので少しずつ負荷を大きくしていかれるようにして頂きたいと思います。
ブログも少々控えておりましたが、以前お伝えしていたプチ健康ブログ、オステオパシーテクニック編、そして日々の臨床のお話など、こういう時だからこそ皆様の健康づくりのお役に立てる話をお伝えしていきたいと思います。
以前も書きましたが、どのような病気も最終的に打ち勝つには自分自身の健康、免疫力、自然治癒力が必要不可欠です。そして痛みや体の不調はそうした力に問題が生じ始めているシグナルです。
健康への意識を高めて頂き、感謝の気持ちをもって日々手入れをして頂きたいということが、僕がこの仕事をしている一つの目的です。
今後も少しでも皆様の健康づくりのお役に立てたら嬉しいなと思います(^^)

 

 

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新型コロナウイルス対策と今後の店舗運営について2

 日々ストレスが溜まりやすい状況が続きますが皆様体調はいかがでしょうか? 
前回、新型コロナウイルス対策と整体のどかの今後の運営について書きました。
感染対策をしっかりしつつ店舗運営を続けていくとお知らせさせて頂きました。
そしてその後、入れ違いで緊急事態宣言が全国にも発表され広島県も対象となり、特定の業種には休業要請が発表されました。
 僕も広島県に直接、整体のどかの仕事が休業要請対象になるのかを確認したのですが、それには当たらないという回答でした。
結論から申しますと前回ブログの内容に沿ってしっかり感染対策を行い緊急事態宣言中も営業を行って参ります。
(前回のブログ→https://seitai-nodoka.hatenablog.jp/entry/2020/04/11/221535
とはいうものの、現在の感染に関する世の中の状況と、苦しい状況で休業を受け入れておられる他業種の事を考えると、国民の一人として協力して休業すべきなのかを正直悩みました。
 来院される皆様にもご意見をお伺いしたのですが、やはり営業はしておいて欲しいというのが大多数のご意見でした。
中には強い感謝の言葉を頂くケースもあり、日々一人で仕事を続けるものにとってはこれ以上の勇気はありません。
 今は来院を控えられるという方も勿論いらっしゃるでしょう。それはそれで間違ってはいないと思います。
僕は僕に出来る事を正しい情報を元に落ち着いて日々やっていこうと思います。
 皆様におかれましても、感染症に気を付けるというのは勿論大切ではあるのですが、許される環境で適度に体を動かさないと別の疾患のリスクも高まりますし、多くのマイナスな情報や不安が重なる事によりメンタル面の健康状態も心配になります。
 心身ともに体調を崩しやすい状況ですので皆様くれぐれもお身体ご自愛下さいませ。
                 ソフト整体のどか 湊     

 

 

※ソフト整体のどかにおける感染予防対策

1、施術者
お店は私、湊一人で運営しており、他のスタッフなどはおりません。コロナに限らず健康管理には気をつけているつもりですので、マスクの着用、施術ごとのうがいや手洗いは勿論、昨今は日常的に検温や血圧測定なども行っております。呉の自宅から海田町ののどかまでは自家用車で通いますのでドアtoドアでほぼ終日室内におります。
2、来院者様
発熱をしていたり、風邪などによる咳などが激しい方は通常のどかへの来院は控えられたりまず考えないのが普通ですのでそうした患者さんは来院されないのではないかと思われます。(初診の方の問診でもそうした方の施術をお断りする旨を記載しております)
3、店内環境
 タオル等の交換は勿論、施設設備の次亜塩素酸やアルコールによる消毒に努め、現在は施術中も窓を空けて換気しております。
また完全予約制をとっておりますので、待ち合いなどで患者さんが込み合う事はなく、プライバシーの観点からも2室2ベッドを完全に仕切り、なるべく患者さん同士がお顔を合わされる事のないよう日頃から配慮をさせて頂いております。
今後の状況によってはご予約の間隔を空けるなどの措置も取りたいと思います。