オステオパシーについて~テクニック編3

オステオパシーについて2月に書いたテクニック編の続き第3回目です。

 前回はオステオパシーのあらゆるテクニックに共通する原理の「間接法」の代表格、ストレイン&カウンターストレインテクニックについてお書きしました。

(テクニック編第1回原理についてはこちらをご覧下さい→

オステオパシーについて~テクニック編1(原理) - m-tamaki’s blog

今回はもう一つの原理「直接法」について、これまた代表的テクニックHVLA(高速低振幅)テクニックについて書きたいと思います。

第1回でご説明したように直接法とは右に曲がっているのなら単純に左に戻してしまえ、というお話です。もちろん現実には三次元でその方向を探るのでそう簡単ではないのですが、それを瞬間的に速い速度で短い衝撃で行うのがこのテクニック、文字通り

「高速低振幅」のテクニックで英語での頭文字をとってオステオパシーではHVLAと読んでいます。そう、いわゆる「ポキッ」と音がする事があるテクニックです。

他の療法、代表的にはカイロプラクティックなどでも行われており「アジャストメント」とか「スラスト」とかという言い方をされる事もありますので聞かれた事がある方もいらっしゃるかもしれません。また「ちょっと怖いなあ」というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、僕がオステオパシーで学んだこのHVLAに関していうと、HVLAを行う前は周りの軟部組織を十分に柔らかくしてから行いなさいと習っていますし、非常に緻密に限局して行いますのでとても軽くてソフトです。(施術家の技術が高ければ高いほど)

 ポキッという音が発生する原理は今回省きますが関節の中の気体がはじける音だと言われており骨が不具合を生じてしまった音ではありませんが、とはいえ瞬間圧を加える為、基本50歳代以上の方や骨粗しょう症の疑いがある方、そして何より施術を受けられる方が恐怖心を感じられたらいけませんので、のどかでは基本的に間接法のテクニックを主に用い、もしHVLAを使う場合は「音がするかもしれませんが大丈夫ですか?」とお聞きしてから行います。

 このHVLAをそうまでして使うにはそれなりにメリットもあるからなのですがやや専門的になるので今回は省きます。ただ上手に行えると施術家にとっても患者さんの健康にとってもプラスになる面が多々ある、非常に大切で重要なテクニックです。

※湊はJOPA(日本オステオパシープロフェッショナル協会)の国際セミナー:マイケル・L・クチェラD.Oの「HVLA」と国内セミナー「HVLA」を受講済みです

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