オステオパシーについて~テクニック編4

 今回は直説法つながりでHVLAに続き、これまたオステパシーでは代表的なテクニックであるMET(マッスルエナジーテクニック)についてご紹介します。

 直説法ですから右に曲がっているものを左に戻す(何度も言うように実際は三次元で繊細に調整します)のですが、HVLAは関節そのものに直接的かつ瞬間的にアプローチするのに対して、METではその骨の問題にかかわっている筋肉に対してアプローチして、結果的に骨のゆがみの問題も解決しましょう、という原理です。

 行い方は、上記の通り骨が元の位置に戻るようにセッティングした状態で、患者さんには反対方向に体を動かすようにしてもらいます。術者はそれに対して抵抗、これらの動作を3~5秒行い同じくらいの長さ休んで頂く。これらを3~5セット行います。

 文章では表現が難しいのですが、安全性高く関節の矯正が行えますし、周辺の筋肉など軟部組織を柔らかくする、体液の流れを良くするなどの効果も同時に期待できる非常に良いことの多いテクニックです。

ですので、今後ご紹介する筋膜リリース他様々なテクニックで軟部組織を緩め、METで矯正を行いそれでゆがみの問題や症状が取れたらOK、まだ少し残っているようならHVLAへと進む、というのが時間的余裕がある時などの基本的な施術の組み立て方の1つで、そうした手順を踏むと非常に効果的かつ安全に関節の矯正も行えます。

※湊はJOPA(日本オステオパシープロフェッショナル協会)の国内セミナー「マッスルエナジーテクニッ」)を受講済みです

 (写真は骨盤を矯正している所ですが、患者さんには膝をベットに近づけるように軽く力をいれて頂き、術者はそれに対して抵抗するように膝に力を入れて持っています)

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