明日は金曜日。金曜日のお昼過ぎ教育テレビで高校生向けの教育講座が放送されているのをご存知でしょうか？当然教育テレビで地学だの、化学だの生物だのおおよそ理科系の内容です。詳しく調べていないのでそれ以外の講座もしているのかは知りません。
自営業の特権といいましょうか、施術の合間がありますと休憩部屋でコーヒーなどを頂きお休みを頂きながら体を休めております。そんな折ふとテレビをつけてみました。お昼２時過ぎでしたでしょうか、たぶん地学の内容でした。僕は高校時代は地学は専攻していなかったので正直なんの事かわかりません。センカンブリア時代？（間違っていたらすみません）とか何かの話をしていました。面白そうなので見ているとその時代は今から１億年とかそれ以上も前の時代なんだそうです。
そしてその時代の地層が日本にも残っている所があり、実際にその地層の場所でその時代の石を触ったりしておりました。「なんでその石が１億年以上も前のものだと分かるのだろう？？？」恐らく皆が思うであろう疑問を頂きながら見ているとその後の地球の歴史、つまり生物が誕生しては熱や氷の時代で滅び、そしてまた誕生しては滅び、そして今の時代があると説明されていました。
そう考えると平安遷都から何年だの、明治維新から何年だの「その時歴史が動いた」なんて番組でやっている内容、ちょんまげや着物で過ごしていた時代なんてほんの少し前ではありませんか。ましてや僕が生きているであろう数十年なんていうのも宇宙の歴史からするとほんの一瞬。
考えました。このほんの一瞬の歴史だけどその間に沢山の人と出会います。しかしながら本当に長いお付き合いが出来るのはほんの一握り。ほとんどの方は大なり小なり係わり合いを持った後は通り過ぎていくのです。
少し寂しくなりました。長い宇宙の歴史から考えるとほんの一瞬の今の時代に出会えるのはまさに「奇跡」。そんな意識をもってお一人お一人改めて大切にお付き合いしたいなあと感じたりするのでした。
