プロフェッショナル

浅田真央ちゃんのグランプリファイナル優勝をワンセグ片手に車の中で見届け、広島を出発。例の如く23時より桑田さんのFM放送を聞きながら国道、高速を快調に進み途中サービスエリアに寄ったりしながら約二時間半で倉敷に着きました。上記二人もいわずもがなその世界のプロフェッショナル。
そして昨日もう一人のプロフェッショナル、妥協という言葉を持ち得ない職人、山下達郎氏のライブに行って来ました。
数多くのライブに足を運びましたが山下達郎さんは初めて。また仮にそうでも通常はテレビやビデオで歌う姿を少しでも見かけて想像しえるんでしょうが、この方の場合それすら無し。正直風貌からして激しく歌う姿が想像できません。それでも曲は昔から好きで、特に職人気質というかどんな楽器もこなし、音符一つにも魂込めたアレンジ、一人で何重にも重ねたアカペラは他の追従を許さず、軽快にして重厚、デジタルにしてアナログ、ロマンチックにしてファンクな音楽はライブでもいささかも揺るぎなし。会場は単に「クリスマスイヴ」に胸ときめかすだけではない、本当に音楽の好きな、いい音の好きな、ある意味ややマニアックとも言える人々が集まっていたのでした。
そして予想にたがわず素晴らしいライブなのでした。達郎さん本人も背がスラリと高く細身で色白、ギターをカッティングする姿はとてもかっこよく、若々しかったのでした。