感性Ⅱ

本日のどか呉店より。前回の日記より1週間空いてしまいました。言い訳がましいですが、実は携帯の調子が悪くなってしまい修理の間代わりの携帯を貸して頂いていたのですが、メールを打つのが実に難しい(>_<)。慣れていないとこうも効率が悪くなるのかと思うと、慣れって怖いものだなあと感じました。例えば最近凶悪な事件や信じられない事件が多いですよね。以前ならその事件でニュースももちきりだったと思うのにあまりにもそういった事件が多いのでどれがどの事件だったか追いつけないほどです。こんな事にも慣れてしまわないように気をつけないといけないですね。
さて、前回の感性の内容は少なからず感じる方も多かったようでコメントを頂かないまでも色々なお話をお聞きすることがありました。今日も少し内容が似通っているかもしれません。
僕は施術の前後、なるべく状態をよくお聞きして施術内容や今後の事などなるべく丁寧にお話しするようにしています。その方が体を預けられる方も安心されるだろうし実際それが他の整体やマッサージと違うといって喜んでくださる方もいらっしゃいます。前回の話でいえば論理的に左脳を使っているというところでしょうか。
しかしながら明らかにお疲れがひどくゆっくりされたい方、初めての人にあまりあれこれ話すのは苦手な方、もっと親しくしていただいている方であれば言葉は要らない、施術を受けているだけで癒しになるという方もいらっしゃいます。もちろんお体のことなので最低限知っておいて頂きたいことはお話しするのですが、そうした方々には必要以上はお話かけないこともあります。こうした見極めはとても難しく、こうした事にも感性が必要です。
つまり、相手を理解させたり癒したりという為には、理論で説き伏せるというだけではなく、もっと繊細な感性も必要なんだと思うようになりました。例えばよく気の利く方っていますよね。タバコをくわえればすぐに火を用意してくれるような(僕はタバコは吸わないけど)。ある意味人の気を察することの出来る感性の優れた人かもしれません。以前野球の野村監督がヤクルトの監督をされてた時に「言う事を聞かない選手より鈍感な選手の方が更に成長しない」と言った趣旨の事を本に書かれていたのを覚えています。なぜそんな事を覚えているかというと自分は鈍感だと思っていたからです。そして今もまだまだ鈍感だと思います。しかしそうした感性は、日々人や自然と触れ合うことによってきっと育てていけるものだと思います。そうすれば最初にお書きしたような人を人とも思わないような凶悪事件もなくなるとは思うのですが・・・。