感性

本日のどか呉店より。というより先ほど倉敷より移動完了しました(^_^.) ここ何日かで一気に寒さが厳しくなりましたが皆さん体調はいかがですか?お客様にも鼻をしゅんしゅんいわされている方が最近多いです。また昼間と朝夜の気温差も激しく自律神経の調子も狂いやすくなります。体調管理の難しい季節ですがくれぐれも皆様気をつけましょうね。
さて、本日のテーマは「感性」。抽象的ですが僕が最近少し気をつけているテーマです。単純に考えれば「感じる心」。一般に思い描くイメージと言えば映画や絵を見たり音楽を聴いたり、季節等に対して感じる心、といったところでしょうか。正確には違っていたら申し訳ないのですが、人に対して敏感・鈍感といった事も感性の一つも知れません。僕は言うまでもなく男性なのですが、とかく男性よりも女性のほうがこうした感覚は発達しているとよく言われますよね。脳は右脳・左脳と分けられ、右脳は主にイメージなどを思い描き、左脳は論理を司る。男性はどちらかというと左脳が発達しており、女性は右脳が発達していると言われます。別にそのせいにする訳ではないのですが、僕自身もどちらかというと論理的に物事を考えているような気がします。つまり左脳派なのでしょうか。しかし、本屋でも最近よく見かけるように人は右脳を十分に活用できていないらしくその使い方を向上させるとすごく能力をUPさせる事ができるそうです。そもそも脳自体生きている間にその能力の3%しか使わずに終わるらしいとさへ言われています。
さて、もちろん僕の場合こうした能力開発や生活をする上での感性を磨くことも大切ですが、施術でもその能力は必要とされます。以前お書きしたように本来人間の手はその皮膚の下の骨の状態を知ることが出来るくらい鋭敏です。しかしその能力を得る為には勉強や努力とともに「感性」が必要だと思うのです。有名なオステオパシードクター等は「患者さんの体に触れているともう一人のその人がささやいてくれる」とまで言っています。それは決して宗教的な話ではなく科学的に考え出された手技の上で成立している話なのです。
僕は日々施術を通して生身の人からそうした経験をさせて頂きながら、自然を感じ、よい音楽を聴き、最近は本を読んだりしながらそうした感性を育てられるよう意識しています。

「誰かの声がする 真白き夢の中 手を伸ばし駆け寄ると 輝く海が見える
 あなたが待っている 果てなき空の下 太陽が降り注ぐ 未来の窓を開けよう」

この詩を読んでどのようなイメージをもたれましたか?サザンの桑田さんがアルバム「キラーストリート」の中の「限りなき永遠(とわ)の愛」で書かれている詩です。僕は天国を想像しました。タイトルから想像できるような「男女の恋愛」のようなものを超えた、もっと大きな大切な人との愛を想像しました。しかもなんとなくその方はこの世にはもういないような・・・。しかしそれは決して暗いものではなく、次へとつながる幸せの世界のようなイメージです。皆さんはいかがですか?