カープ優勝おめでとう!

 ついにカープが本拠地マツダスタジアムでのセリーグ三連覇を達成してくれました!おめでとうございます!
あと少しの所でじれったい試合が続いたので嬉しさもひとしおです)^o^( 
それにしても、一昨年がジャイアンツのホーム東京ドーム、昨年は野球の聖地甲子園、そして今年ホーム360度カープファンの地元マツダスタジアムでの胴上げなのですからまさに神がかっています。
僕はお店の営業は通常21時までなのですが、さすがに胴上げシーンだけは録画ではなくリアルタイムで観たいと思っていたので、失礼ながら優勝の可能性がある日時のネット予約などはあらかじめ閉じさせて頂きました。ご予約希望のあった方ご迷惑をおかけ致しましたm(__)m
 今年は豪雨災害などもあり広島も大変な年でしたが、戦後の復興のシンボル、カープの優勝で少しでも笑顔になれる方がいらっしゃればいいなと思います。
 僕自身、小さな時がちょうど80年代の第一次カープ黄金期で山本浩二さん、衣笠さんなどの活躍を応援し、カープの帽子を被って壁に向かってボールを投げ込んでいました。そんな衣笠さんも今年4月に亡くなられてしまいました。現在小さな子供たちが今の強いカープを見て育ち、またカープの歴史が続いていくのかなと思います。
 あと、やはり緒方監督ですね。采配については色々言われますが、何より3年連続でチームを優勝させた事実、そして夫人や球団関係者が「いつ寝ているのか?」という位、二軍の試合や相手チームの研究に時間を割いた生活をされ夏場には体調も崩されていたと記事で読みました。やはりそれなりの事を成し遂げようと思えば、人知れずの努力があるという事なんだと思います。
 三連覇への心よりのお礼と、体調に気を付けて頂きながら日本シリーズを勝ち抜いて頂き、「短期決戦は苦手」という悪レッテルを払しょくして頂きたいと思います!
 そんなこんなで、10月のクライマックスシリーズ日本シリーズの時期はお店の営業時間も若干短くなりそうなので(・_・;)、ご迷惑をお掛けしますがご理解宜しくお願い致しますm(__)m 

最近のあれこれ

 久しぶりの投稿となりました。オステオパシーについてまめに書いていっていたつもりだったのですが、西日本豪雨に続き異常な猛暑、あいつぐ台風(それも逆走はするし、大きさは何十年ぶりの規格外)、今朝は北海道で大きな地震があったとの事です。日本は大丈夫なのでしょうか?
僕は基本的に冬より夏(寒いより暑い方)が好きです。程々の暑さの中セミの鳴き声を聞きながら、窓際で山から吹き降りてくる山風で涼みながらスイカやかき氷を食べる…、昔はそんな夏が楽しみでしたが、今や暑さは楽しむの範疇を越えて危険すら感じます。それに伴う災害などもこう起こってしまっては、秋雨・台風の時期を無事乗り切って早く冬になって欲しいとすら思っています。
そんな中JR呉線も少しずつ繋がってきて渋滞も以前より緩和して来ました。勇気づけられますし復旧作業に当たられる方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 そしてもう一つ僕の場合はカープの優勝も大きなモチベーションと勇気になっています。今年優勝すれば3連覇!ある意味これも今後生きているうちに見ることが出来るのか?という位の凄い時代を目撃しているのかもしれません。
お店の患者さんにも当然カープファンの方は多いですし、やはり戦後の復興の象徴でもあるカープが強いと広島が元気づけられるのは間違いないと思います。一昨年がジャイアンツの本拠地東京ドーム、昨年は野球の聖地甲子園での胴上げとくれば、今年は是非とも広島の為にもマツダスタジアムで胴上げをして貰いたいなと思います!
(当然その可能性のある日はわたくしお店を早めに閉めて帰宅させて頂きますm(__)m)
 最近はドラマなども観るようになりました。以前は見るテレビはスポーツ位だったのですが、今年初めに朝の連ドラ「ひよっこ」の録画を観てから、人間の感情の動き、優しさや葛藤など色々勉強になる事もあるなあ、と思って良さそうなものは積極的に観るようになりました。
今はとりあえず、やはり連ドラの「半分、青い」、「この世界の片隅に」を観ています。連ドラは単純に15分なので観やすいです。内容は展開が早すぎるとか主人公が破天荒すぎるとか賛否両論あるみたいですがなんだかんだでどうなるか気になるんですよね。
この世界の片隅に」は言うまでもなく出身地呉が舞台で、アニメの映画版は素晴らしかったですが、ドラマもひよっこにも出ていた良い役者さんが多くて引き込まれる内容です。当時の呉の様子をご年配の感謝様からお聞きする事も多いので内容や地名がリンクする事も多く興味深いです。
 いずれにしても、今なかなか気持ちの落ち着きにくい世の中ですが、それぞれの過ごされ方で体調管理に気をつけて頂きたいと思います。
「元気があれば何でも出来る!」アントニオ猪木さんは、結構良い事を言われています…ふと最後に思いました。

皆様ご自愛下さいませ

 酷暑の折り、不便な生活をされている方もいらっしゃると思いますが、皆様体調はいかがでしょうか?
 僕は呉の自宅と海田町ののどかとの交通が繋がってきたので、渋滞はありながらも自宅からお店に通う事が出来るようになりました。復旧作業に当たられる方には本当に感謝です。
あらゆる風景で山崩の跡が生々しく、緊急車両とすれ違っていると、渋滞の車中で流れる音楽も物悲しく聞こえます。 人間は強い不安や恐怖、悲しみを感じるとトラウマになって身体に記憶されてしまいます。それによって身体の不調を訴える方を沢山診てきました。実際に、災害以降施術する方には睡眠障害を訴える方が多いです。頭蓋も非常に硬く感じます。普通に休んでいるつもりなのに「眉間にしわが寄っている」方はいらっしゃいませんか?
また、僕もお店に一週間ほど宿泊し食事も不安定だったのですが、唇が荒れたり口が乾くんですね。身体の不調はまず皮膚を通して現れます。食事バランスも非常に大切だと改めて感じさせられました。
改めまして皆様くれぐれもご自愛下さいませ。
 のどかとしましては通常営業をしつつも、お通い頂けない地域の方の所には何ヵ所か伺いました。復旧作業等で皆様心身共にお疲れでしたが、そんな中のどかを必要として頂き、仕事としてというより人として嬉しかったです。
オステオパシーは手さえあれば、人種、年齢、男女関係なく施せます。オステオパシーを学んで良かったなと思います。
 それにしてもご年配の方は気持ちがお強い!当然足腰は若い方よりお悪いのですが、断水の最中でも「川で洗濯してた」「雨水をたらいに貯めてた」等々笑顔でおっしゃいます。ご苦労の経験と知恵が違うなあと感じました。
 改めまして復旧活動に当たられる方には感謝しかありません。僕は前回も書きましたが自分に出来る事をなるべく普段通りにやっていこうと思います。宮島や美観地区などの観光地などは風評被害や自粛ムードの為か営業が大変だと聞きますし、広島市内の飲食業の方も人通りが少ないとおっしゃっています。のどかは仕事内容柄大きな影響はなく営業出来ておりますが、普通に生活出来る事も微力ながら社会貢献に繋がる事なのかな、と今回感じました。
 お一人お一人のやり方でお過ごし頂き、酷暑の折くれぐれも身体に気を付けて下さいませ。
                                        ソフト整体のどか 湊
 
 

大雨災害お見舞い申し上げます

 皆様ご被害、体調面など大丈夫でしょうか?被害が報告される地域にはのどかの患者様も多くいらっしゃるので心配しています。
 被害が大きいとされる地域の方などには、大変な時に失礼ながらメールなどでご無事か連絡させて頂きました。
一部家が浸水された方などもいらっしゃって心が痛みます。
改めまして被害に合われた方に心よりお見舞い申し上げます。
 私事ですが、僕は呉の自宅、海田町ののどかも共に大丈夫でした。ただ呉は断水と通行止により渋滞で通勤出来ず、のどかで泊まらせて頂いたりもしながら仕事をしています。
 通勤に使う国道31号線は山が広がり海が見渡せる大好きな故郷です。被害の写真などを見ると心が痛みます。
 僕はオステオパシーが大好きですが、生死に関わる状態では無力なのかと考えさせられました。
ただ痛みなどは勿論、悲しみを癒して差し上げる、お疲れを少しでも楽にして差し上げる事によって、今は自分に出来る事をなるべく普段通りにやっていこうと思います。
 JRが不通でお通い頂けない地域の方は、交通が許せばこちらから伺ったりもご相談させて頂きます。
 命あってなので希望をもって皆様頑張りましょうね。暑さも増してきますし皆様体調などくれぐれも気をつけて下さいませm(_ _)m
                                        ソフト整体のどか 湊 玉記

オステオパシーについて15〜身体は繋がっている(延長戦)

前回で身体はつながっているシリーズは終了と書きましたが1回延長です。
前回まで身体の様々な組織が解剖学的につながっていて、ある身体の組織の問題が身体の離れたところに症状として悪影響を与える事がありうるというお話をしました。
つまり身体を一つのユニットとしてみましょう、という事なのですが、それは単なる解剖学的身体の問題だけではなく、「精神や魂」といったものも含めて人間をとらえましょうという事も含まれます。
人間は機械ではありません。感情をもった生き物です。オステオパシー検査も様々なやり方があってまたお話をしようと思うのですが、ただ機械をチェックするように検査したら良いというものではない所が難しくもあり興味深い所です。
 ゴールデンウィークに頭蓋分野のオステオパシーセミナーに参加したと書きましたが、その時練習したやり方の一つは、患者さんの頭に手を置いていると、身体が良くなろうとする場所に「光」のようなものを感じるのです。
またある時には「魂」を感じるという訓練をしたこともあります。手を胸の奥深くに意識で入れていくとテニスボールのような「光の玉」を感じました。
冗談ではなくこれは本当の話です。現実的に存在として感じるのです。
のどかにお通い頂く看護師さんが言われていたのですが、生きている人間と亡くなった死体とではあきらかにそこに生命力の存在の違いを感じると言われていました。たぶん一般の人が見ても何らかのその違いは感じるのではないでしょうか?
臨床の話で書きますと、鬱的症状をもって来られる方の例では過去に家庭環境やその他何らかの感情面の問題を生じた事がある方が多いように思います。
つまり、身体の悪症状は様々なトラウマ、感情、エネルギー的な問題が悪影響を与えているのです。
このようなお話にご興味がある方は偉大なオステオパス「ロバートフルフォード」ドクターの著書、「命の輝き」という本を読んでみて下さい。人間の奥深さとオステオパシーの素晴しさを感じて貰えると思います。
 僕は施術中クライアント様とコミュニケーションをとりつつ、身体の組織に加えて感情面、そして最近は特に環境因子や食事内容など様々な事も考慮してお身体を拝見するようにしています。
 幸いそうした様々な要因に対する道具もオステオパシーの施術の中にはありますので(いずれその具体的内容も書いてみたいと思いますが)、身心共により良い状態になって頂けるように努めていきたいと思います。
人間は存在そのものが奇跡、小宇宙です。もっと自分自身も周りの人もいたわってあげて欲しいなと思います。
 
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オステオパシーについて14〜身体は繋がっている(神経系)

 身体は繋がっているシリーズも今回が最後です。今日は神経系です。
 詳しく書くと難しいのですが痛みや痺れなどを感じる知覚神経、動かしにくさなどを感じる運動神経、身体でこれらの症状を感じてそうした神経(手足や体幹)を評価、施術する手段がオステオパシーにはあり、症状軽減に良い結果をもたらしてくれる事がよくあります。
今回はより興味深い例(自律神経系、中枢神経系へのアプローチ)をご紹介します。
 一か月に一度ほど通って下さっている女性なのですが、近々バス旅行で九州に行かれるという事でした。この方小さな頃から極端に乗り物酔いしやすく、街中のバスなどは10分も乗っていると吐いてしまうとの事でとても不安だという事です。
それはそうです。楽しい旅行のはずが憂鬱になりますよね。
全身を評価して施術したうえで、迷走神経(自律神経の一つ、耳の後ろ辺りから出てきます)を評価して色々方法はあるのですがメカニカルリンクというやり方で施術しました。結果…、旅行先からメールで写真を送って下さり、大きく酔う事なく旅行を楽しめているとの事)^o^(。帰って来られてからもとても感謝して下さいました。
自律神経は血圧や体温、内臓の働きなど、人間の身体を自動制御してくれている大切な神経で、様々な身体の不調に対して大なり小なり必ず関わっていると言えるかもしれません。こうした組織へのアプローチ方法があるのは施術者としてもとても心強いです。
 もうお一人は50代男性。自動車を組み立てる工場で重労働をされているのですが、この一か月重度のヘルニアで仕事を休んでいるとの事でした。ヘルニアに対しては所属するオステオパシーの会でも丁寧に講義頂き、毎食後痛み止めを飲むほどの方でもほとんどのケースで楽になって頂いております。
ただ、ここ1〜2年症状の軽減しにくいケースが出てきています。詳細は書きませんが電磁波やPMなどの外的因子が原因だと思われます。
なので、この方のケースでは全体の施術の後に痛みなどに良い結果を出してくれている脳の視床という場所へインパルステクニックを施しました。
2週間後に2回目の施術に来られたのですが、症状はほぼ収まり仕事にも復帰されているとの事でした。
 オステオパシーアプローチではこのような神経系、特に脳などの身体の奥の方へのアプローチも可能ですし、今後はこうしたより繊細な場所への考え方や施術を勉強していける機会が増えそうなので、更に皆様へのお役に立てるのではないかと僕自身期待しています)^o^(
 さて、今までオステオパシーでは身体の様々な組織(骨、筋・筋膜、内臓、頭蓋骨、血管、神経etc…)への評価、施術方法があり、それらは必ずしも症状が出ている場所に施される訳ではない、つまり身体全体は繋がってお互いに関連しあっているんですよという事を僕なりに書いてきました。
次からは、オステオパシーで使われる評価やテクニック、また日々の臨床の中での興味深い例についても一般の方に分かりやすく書いていきたいなと思います。
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オステオパシーについて13〜身体は繋がっている(血管系)

 久々の「オステオパシーについて」、今日は血管系についてです。
 血管系??そんな所に施術するの?と思われるかもしれないですが、オステオパシーでは可能ですし非常に大切、かつ良い効果を出してくれます。正し、最後の注意書きだけでなくここでも念を押しておきますが、あくまで血管系についてオステオパシー検査での組織の硬さを評価します。医学的な、例えば動脈硬化などの医学的診断行為や治療をする訳では決してありませんので、それらの問題についてはお医者さんの指示に従って下さいね。
 ある例がありました。左の首に痛みを感じられた方です。触診して触ると顔をしかめるような痛みを訴えていらっしゃいます。全身のオステオパシー評価をすると右手の橈骨動脈(腕のところの動脈)にオステオパシー的問題を感じたのでそれをリコイルというテクニックでリリースしました。左の首を再度検査したところ痛みは消えていました。
 もう一つは胸から背中にかけての辺りに痛みを訴えられていた方です。オステオパシー評価によって大動脈弓(心臓から出る大きな血管)にオステオパシー的問題を感じました。それをリリースすると組織の硬さが消えて痛みは消えました。
 通常これらの痛みや可動性の減少は骨とか筋肉とかが原因かな?と思われがちです。勿論そうしたケースもあります。しかし、骨や筋肉へのアプローチをしても良い結果が出ずに、血管系についてオステオパシー検査、施術をする事によって症状が軽減して頂く事は良くあります。
 マッサージをして→血流をよくする、ではないのです。あくまで血管系の組織にオステオパシー的問題を感じてそれに対して施術をします。また血管には自律神経が張り巡らされていますから、自律神経系にも影響があります。
 更にややマニアックなお話をすると、血管には動脈と静脈というのがあるのですが、組織を活発にしたり癒着などの問題をはがす力を活発にする為に動脈系にアプローチしたり、急性(ぎっくり腰や捻挫‥)の強い痛みを早く引かせる為に静脈系にアプローチする事も非常に役に立つ施術です。ぎっくり腰と思われるような方も多くいらっしゃいますが、大概の方はひどいケースでも初回施術から3日もあればほぼ気にならない位になった、と言って頂けています。(あくまでのどかでお聞きするクライアント様の感想です)
 今までみてきた、骨、筋肉、内臓、そして更に血管系に対してもオステオパシーでは評価してアプローチする道具があるというのは施術家にとって強い味方です。更に、次は神経系についてお話しますね。

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