祈り

怒涛の7月も終わりに近づき、日程的には8月は少し落ち着いてくるのでそろそろ日記もちゃんと書かないと・・・と思い、先日のセミナーの事、車のオーバーヒートの事、調子悪いカープの事・・・と色々ネタを考えておりましたらそれどころではなくなりました。
まずは祈らずにはいられない事実。サザンオールスターズ桑田さんの突如のガン闘病ニュース。幾人かの友人が心配してメールくれた位自他共に認める僕は大のサザンファン。もちろん色々なアーティストを聴きますが桑田さんの音楽無しではまずは始まらないのです。
僕が5歳の時にデビューしたサザン。最初はたまにベストテンに出てくる人達という感じでしたが、物心を付き始め、初めて買ったサザンのアルバム1985年の「Kamakura」。これはいまだに日本音楽史の金字塔だという思いに変わりはありません。その後中学生以降常に僕の側にはサザン、桑田さんの音楽がありました。辛い時も嬉しい時も常にその音楽に救われ、ライブにはツアーの毎に遠方でも足を運び、ファンクラブにも加入し、ラジオも聴き応援してきた、僕にとっては「日本のビートルズ」だった訳です。
人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、全てのシングルはもちろん、そのカップリング、アルバム、他アーティストへの提供曲、奥様原坊のプロデュース、ライブ、AAA(エイズ撲滅の為のチャリティーライブ)、テレビなどでのパフォーマンス全てを追いかけてきた上ではっきりと断言できるのは、その詩の世界、音楽、声全てが日本の音楽界の、いや日本人にとっての宝だと思います。
順調にいけば僕もまだ数十年の人生があります。この間桑田さんの音楽が無いというのは想像が付きません。
幸い初期という事で、ラジオでもよく言われてたように自己管理にはかなり注意されていたようなので、今はゆっくり静養されてまた素晴らしい音楽を聴かせて欲しい。桑田さんに病気は似合わない。
これから毎日桑田さんの音楽を一度は聴きながら、多くのファンの一人に過ぎませんが、ささやかながらご回復を祈らせて頂きます。