健康について考えてみる1

 まだまだ暑い日が続きますが、過去最高の暑さと言われる夏も9月に入りいくぶん朝晩の温度は秋の訪れを感じさせてくれるようになった気がします。

ただ、長い猛暑で体内にこもった熱が臓器にダメージを与えるというニュースを今日拝見しましたし、以前「クーラー病」と言われておりましたように、今や夏に欠かせないエアコンも人工的な冷気に長く当たってきたことによるデメリット(自律神経の不調など)もあるように思います。

 ブログも随分久しぶりになってしまいましたが、僕個人は7月8月と遠出はなかったものの、個人的には好きな夏を謳歌する事が出来ました。

主には友人や身内との出会いの場が多かったのですが、ある本に長生き出来る人の要因の一つに「友人が多い事」と書いてありました。

なるほど、食事や運動と思う方は多いと思いますが、「友人」というのは想像するに色々理由が浮かびます。

今回は、それについては少し横においておきますが、「健康」というものについて今一度考えなおし、それらについて、施術家レベルではなく、一般の方でも理解頂けるように、また考えて頂けるように書いていってみたいなと思っています。

 

僕自身オステオパシーを学び始めて、20年が過ぎました。

その間、主に構造医学的側面から健康というものを考えてきましたが、当然それだけで健康は完璧に維持されるものではなく、先に書きました食事や睡眠、適度な運動、生活習慣や生活環境、大気汚染などの外的因子やストレス・エモーションなど感情的因子…と多岐にわたり、且つ、それらの悪影響がお互い複雑に絡み合っています。

 

幸いのどかで仕事をしていると、看護師さんや臨床心理士さん、歯科衛生士さんや管理栄養士の方など、医療や健康に関係する現場で仕事をされておられる方も多く、様々なお話もお聞き出来て、僕自身大変勉強になっております。

 

例えば、ほんの一例ですが

1,特に大きな症状はないし薬を飲めばすぐ落ち着くので自分は比較的健康である

2,自分は何の問題もなくちゃんと呼吸が出来ていると思っている

3,身体が痛むことはあるがそれと病気とは関係ないと思っている


もし、上の3つを当たり前におもっていらっしゃるとしたら今一度健康というものについて考えなおして頂きたいと思います。

 

のどかに数年以上、10年以上平均月1度くらいの割合でお通い頂いている方も随分いらっしゃるのですが、そうした方々の中で大きな病気が見つかり、途中でお通い頂くことが出来なくなった…、という方は実は今のところお一人も思い当たりません。

もちろん、オステオパシーが全てというつもりはなく、やはり健康管理に対する意識が高く、それに努められる方というのはそれなりの結果が出るのだな、と感じています。

(まあ、勉強や仕事など、どんな事でも努力は報われて欲しいと思いますが)

 

以上、久しぶりのブログは長く、そして個人的な内容ではなく真面目な(笑)内容となりましたが、皆様の今後がより健康でありますよう、お役に立てましたら幸いです。