前回は随分前向きな気分で日記を終える事が出来ました。実際春だというだけで、暖かなよい天気だというだけでそんな気分にさせてもらえます。気候というのが心身に与える影響というのは計り知れない気がします。
どの仕事もそうでしょうが、この仕事をやっていると様々な悩みを持つことがあります。それは単に営業面で利益が出る出ないの話だけではなく、施術技術について（ちゃんとよくなったと感じて頂けているのか？もっと良い方法で早く結果が出せたのではないか？・・・）、はたまたコミュニケーション方法などについて（あの方リピートして頂けないが何か変な対応をしてしまっただろうか？・・・）等など。考え出すと頭はパニックです。
僕はサラリーマン（語学教室の勧誘営業、店舗管理）をしていた経験があるからか、いわゆる職人肌的な考えのみの手技療法家というのはどうもなれません。この業界に入って感じるのですが、技術のみを追求され自分の治療法は素晴らしい、あんな症状やこんな症状でもその場で治すと力説される先生がいらっしゃいます。そして自分の認められない療法に関しては悪口の連続です。
この仕事に関して技術力は大切です。僕も一生涯それに関しては少しでもよいものを得たいと努力していきたいと思っています。実際施術をしていて施術結果がうまくいかない時ほど残念な事はありません。
しかし、素晴らしい技術があればそれだけで繁栄するのか？やはりそれも違うような気がするしそこにこの仕事の面白さがあるような気がします。最近技術面での悩みに色々ぶつかって技術の探求に意識をとられすぎていたので、少しそうした事を意識する事を忘れていたような気がします。
少し話はそれますが、本というのは本当に色々な事をとても安いコストで凝縮してうまくまとめて教えてくれますね。上に書いたような悩みにぶつかり、今色々な本を読んでいます。
もっと沢山本を読みたいですね。読書の春としたい気分です。
