ストレッチ1〜腸腰筋

腸腰筋ストレッチ

なんでしょうこの寒さは!昨日倉敷から呉に移動してきたのですが西条という広島県の中央のあたりは雪が積もっており、走っている最中もチラホラ舞っている状態でした。ほんとうに体調の管理が難しい(>_<)。皆様も気をつけて下さいませ。
さて、以前からやりたいと思っていたのですが今後日記の中で代表的なストレッチをいくつかご紹介しようかと思っております。最近はヨーガやピラティスなども流行っていますが、ゆっくりとした動作で筋肉を伸ばしてあげるのはとてもよい事ですし、のどかでも施術のあとその方にあったストレッチ方法をご紹介する事もしばしばあります。今日は腰の筋肉の中でも骨盤の中にあり、腰痛やぽっこりおなかの原因になりやすい腸腰筋のストレッチをご紹介します。その前にストレッチを行うにあたっての注意事項をいくつか。
<ストレッチの際の注意事項>
1、あくまでゆっくりと呼吸に合わせて行います。勢いや反動をつけるとかえって反発して筋肉が硬くなったり、痛めてしまうことにさへなりかねません。
2、出来る限り伸ばしたい気持ちはわかりますがあくまで心地よく感じる範囲くらいまでにとどめるようにしましょう。
3、痛みを伴う症状や痺れ、麻痺など気になる症状は医療機関を受診するなどまず大きな病気の原因がない事を確認しましょう。ストレッチは病気を治す為のものではなくあくまで健康維持のためのものです。

さて、注意するべきことはしたところで、腸腰筋とは簡単にいうと骨盤の内側から腰の骨辺りについている筋肉です。これが短縮していないかのどかでも検査を行うのですが硬くなっている方がすごく多いです。
腸腰筋検査方法〜トーマステスト〜>
あおむけの状態で片方の膝を両手で抱えて胸にできるだけ近づけていきます。そのとき伸ばしてあるはずのもう片方の膝が浮き上がってきませんか?
もし浮き上がってきたら腸腰筋が短縮している可能性があります。
この筋肉が硬くなると骨盤の動きが悪くなり、専門的には仙腸関節という骨盤の中の関節の動きが悪くなるなどして腰痛の原因になることがあります。つまり腰の筋肉は表面的な事だけでなく腰の中も大切なんですね。
また、この筋肉が硬いと普段ウォーキングなどをしても骨盤に動きがつかない為思っているほど骨盤周囲の筋肉が使われずダイエット効果も減少してしまいます。この腸腰筋を柔軟に保ち、腰をしっかり振って歩くと効果的に下腹を引っ込ませる事にもつながりますよ。
<ストレッチ方法>
股関節を伸ばす要領で足を前後に開いて腰を落とすのですが、ポイントは片方の膝は地面に付けておくこと。そして背筋を伸ばしたまま骨盤を前方に押し出して腸腰筋をストレッチします。
僕もどちらかというと腸腰筋が硬かったのですがこのストレッチを始めて随分足腰の動きが軽くなったような気がします。皆様も是非とも試して見てくださいね。