詩を感じてみよう1〜解釈編

倉敷店に登場。無印良品の「壁掛けCD

今日は雨。こんな日は家の中で仕事をできるのが少し得した気分になります。寒い日と暖かい日を繰り返しながら確実に春に近づいているような気がします。今日はのどか呉店より。昨夜移動しました。しかし、夕食を食べたところに携帯電話を忘れてくる失態をしてしまい30分程かけてとりに帰る始末。切なくなりながらも「あのまま帰っていたら事故に巻き込まれていたかもしれない・・・」と自分に言い聞かせ気分を入れ替えあせる気持ちを抑えて安全運転したのでした。
さて、前回の「詩」について。2回連続でくどいようですが今回は僕なりの解釈、なんで印象に残ったか、等という事をつれづれに書き綴ってみます。
1「山は在りし日のまま」・・・僕はCDを聴いているときは「尾根」ではなくて「俺」とばかり思っていたのです。「俺の白百合」。つまり、死を覚悟しつつも山に挑む男は後ろ髪を引かれつつ後ろを振り返ると「白百合」のような愛する人が佇んで自分を見送っていたという事だと思っていました。自分の愛する人を「白百合」にたとえているのも綺麗だけどなんか切ない情景が浮かんで印象に残っていたのです。実際は「尾根」だった訳ですがある意味「尾根に咲く白百合」を自分の愛する人に例えていたと解釈するのも素敵かもしれませんね。
2「涙の天使に微笑を」・・・これはNHKの連ドラの主題歌にもなっていたもので、少女から大人に成長する過程で自分の夢を追い続けていく、というドラマの内容にすごく合っていた様な気がします。まだけな気で弱い少女が泣きながらも幸せを求めていくという雰囲気がなんとなく好きですね。「星屑砂漠」好きなフレーズです。でもどんな砂漠???
3、「MELODY」・・・サザンの曲の中でも3本の指に入る位好きです。「泣かないでマリア いつかまた逢える」マリア、ってなんか人間にとても胸に響く名前ですね。そうそう自分の子供には簡単に付けれないような。名前自体が「詩」ですね。
4、「ためいきのベルが鳴るとき」・・・まず「ためいきのベル」っていうフレーズがとても好きです。僕は詩を見るときメッセージ性が強かったりあまりに直接的な表現より、こうした綺麗な比喩を感じれるフレーズが好きです。作った人もさぞかし感性鋭くて頭がいいんだろうなあと思ってしまいます。「大切な言葉をくれるならさよならでもいい」とはなんて大和撫子なのでしょう。こんな女性、最近いるのかなあ???
5、「からっぽのブルース」・・・詩の雰囲気どおり考えさせられてしまいます。僕は桑田さんのように大勢の方に顔を知っていただけるような大物にはなれないけれど世の中の為になる事で生きた証を残せたらいいなあと思っています。桑田さんは五木寛之さんの「大河の一滴」という本より影響を受けたそうです。
友人達の声として自分の感情の変化や環境によりインパクトに残る言葉などは色々変わるなあ、と言っていました。解釈や感じ方に答えはないし大切なのは何かを「感じる事」自体なんだと思いますよ。