人体の不思議展〜ご報告

m-tamaki2006-01-15

のどか倉敷店にて。今日は先日行ってきた「人体の不思議展」の報告を致します。携帯からなので乱筆乱文失礼します。
以前、この人体の不思議展の開催を日記に書きましたが閉会まじかになって年明けの先日足を運びました。それは簡単にいうと本物の人体標本展。生きていた方の様々な体の内部や器官を標本にして展示してありました。といっても特殊な加工を施してあり想像ほどグロテスクなものではなかったですよ。
仕事柄毎日、解剖学の書物や模型に接していますが書物にしてもイラストのものが多いです。特に日本では、僕の勉強しているオステオパシーは民間療法なので解剖実習を受ける機会がなかなかなくそうした書物や模型で知識的な事は増やしていかざるをえないのですが、実際の人体の中に走る血管や神経、筋肉を目にすると当たり前ですがそれらの書物と一致する位置関係や形状に目を奪われたのでした。
今から百年以上も前の話ですが、オステオパシーを体系づけたスティル医師などは、お墓を掘り起こしてその骨格構造について研究していったと言われています。もちろん今ではそんな事はありえないのですが、骨格模型を抱いて寝るように(それくらい追求して)と指導された整体の友人もいます。
それらは僕達のような専門職の間での話ですが、一般的に考えてみても、あれだけの器官が複雑に連携し合い、基本的には平等に各人に与えられ構成している。それは機械やコンピュータよりもずっと性能がよく、神秘的でかつ尊いものであると改めて感じました。そして自分を生んでくれた親に感謝し、自分の健康や命と共に身の周りの友人や関わりあいのある人、そしてお店に来てくださる方の健康管理のお役にたてればと改めて確認し直す事の出来た、そんな人体の不思議展でした。(写真はのどかにおいてある脊中模型)