大変な時代

 梅雨も終わり、夏本番の暑さとなってきました。

ここ数年の例外なき酷暑、真夏は35度以上が普通になっています。関連もあるのでしょう、毎年のような豪雨災害、今年も突然の雷雨で怖い思いをされた方も多いと思います。ほんの少しの地域の差、時間の差が生死を分けるといっても大げさではなくなってきました。

 こうした気候の変化も当然身体の不調につながります。加えて、P.Mをはじめとした大気の問題、電気自動車や電化住宅などの促進政策やと5Gの普及、食に関しても野菜の栄養素は50年前の半分になっているという話も聞きます。

 昨今のコロナ禍による精神的ストレスと運動能力の低下… あげればきりがないほど

健康を維持する為の環境というのは難しくなっています。

僕自身ももちろん、それぞれにおいて例えば電磁波の対策をしたりやサプリメントの利用、適度な運動など健康管理をしているつもりですが、では時間や費用という意味でも「どこまで気を付けるのか?」という現実問題もあります。いっそ「知らぬが仏」で我関せずで過ごせたほうが精神衛生上は良いのではないかとすら思ってしまいます。

 ただ自分の事だけであれば、どのような結果になろうと「自己責任」で済むのですが、僕の場合他人様の苦痛を軽減して差し上げる、健康を増進して差し上げるという仕事をしています。

上記のような外的因子により、日々の臨床の現場では、現実問題として、以前ではすぐによくなっていた症状が同じようにやっても取れにくくなっている現状も感じます。また、以前なら施術をして例えば1か月ほど良い調子を維持できていたとすると、その間隔も短くなってきている現実もあると思います。

 自分自身の健康を維持するという意味でも、また施術家という立場という意味でも本当に大変な時代になってきたなと思います。

 平均寿命くらいまでは僕も生きられるのかな?いつまでこの仕事を続ける事が出来るでしょうか?出来る限りはあがいてみようと思います。