久しぶりの日記ですがまずはお知らせから。早いもので今年も年末年始のお知らせをするべき季節になりました。という事で
１２月３１日〜１月３日
までをのどか広島店定休日とさせて頂きますのでよろしくお願い致します。
さて、先日日記にてご紹介しておりましたようにフィリップ・デュレルＤ．Ｏの国際セミナー「小児科」に参加して参りました。
もちろん手技によるアプローチなのですが、対象とするのは妊婦の方から赤ちゃん、前思春期の子供さんなどで多動症、自閉症、学習障害、身体障害、てんかん、ダウン症といった方々に対してその出産前後から成長段階における原因となる問題についてとアプローチ方法について３０年の経験を指導下さいました。そしてこうした時期の問題が大人になってからの健康状態にも如何に影響を与えているかという事について改めて考えさせられました。
日本では法律的な問題もあってそうした方々に手技でアプローチする機会はまだまだ少ないかもしれませんが、海外ではそうした方々対象の機関などでオステオパス（オステオパシーの実践者）が医師と協力しあいながら為になる事をしてあげられているそうです。そしてこのセミナー中もデュレルＤ．Ｏが実際に赤ちゃんや問題を持たれている子供さんに対して実際に施術デモンストレーション下さいました。
知識や技術などはもちろん専門的に大変参考になったのですが、まずは何よりもＤ．Ｏの赤ちゃんや子供さんに対する姿勢に感動しました。一人の人間として、尊敬を持って接しなさいと諭され、アイコンタクトをしっかりとって対応されると、泣いていた赤ちゃんや落ち着きのなかった子供さんがすべてを許すかのように静かになっていかれたのには大変びっくりしました。
改めて手技を越えた部分での大切さを感じ、今後の施術に対しても色々な考えを与えて頂いたセミナーなのでした。
