身をもって知る

本当に寒い(>_<)暖冬と思わせ気を緩ませておいて突然の仕打ちです。今年は年間通してほんと寒暖の差が激しいです。くれぐれも体調管理にお気をつけ下さいませ。
今となれば少々前の話です。紅葉がまだ見頃な折、朝目覚めると背中の肩甲骨の当りに軽い痛みが。寝違いかな?と思いつつ日中も引かない痛みに少々怪訝に過ごしておりました。仕事柄背中や肩、腰の痛みを訴えて来られる方は毎日です。「大変ですね。」と対応しつつも実を言うとこの僕自身はたまにダルさこそ感じても痛みを感じる程の事は今までありませんでした。
少々の知識からすると急性期の筋肉の痛みなどは強い炎症を伴うため、あまり動かさず冷やすなどしておいた方が早く痛みが和らぎます。それを知らずご自身で揉んだり、風呂で暖めたりでかえって悪くして来院される方の多い事。そんな事を考えながら「まてよ?それは本当かな?」自分自身の体で試してみようと思い立ちました。そして肩甲骨の患部付近をストレッチ等など、結構積極的に動かし軽くなるか否か試してみた訳です。
するとすると・・・、痛むではありませんか!夕方から夜にかけてその痛みは更にひどくなりドックドック拍動を打つ程で動かすどころの騒ぎではありません。しまいに寝る前には深呼吸するのも痛い程になり、じっとしてるのも辛い・・・。こんな痛みは初めてです。ギックリ腰などの方が沈痛の面持ちで来院されてもその痛みがどの程度のものか想像の範囲を超えなかった僕ですが身をもって知りました。本当にキツイです。。
結局その夜は寝つきも悪いのでついに鎮痛薬を飲んで寝ました。そしてあくる日も鎮痛薬のお世話に。寝る前には「このまま眠って目が覚めなかったらどうしよう???」とまで考えてしまいました。お蔭様で3日目位から緩和し、痛みが引いた後は患部の繊維化による再受傷を防ぐ為、より一層のストレッチなどに励んでおります。
身をもって知ったこの痛み。ある意味良い勉強になりましたが辛いものでした・・・。