セミナー2日目(GOTとは?)

本日神戸のセミナー2日目。興味深い内容で1日があっという間に過ぎていきます。今回宿予約は3週間前くらいにはしましたがそれでも昨日、今日とシングルは部屋なし(~o~)。昨日は久々のカプセルホテルを利用しました。どこで寝るのもそんなに苦にしないのですがカプセルホテルは中が暑いのであまり得意でない印象が大学時代の安宿旅行の時ついてしまい敬遠しておりましたが、昨日はお疲れのためかそそくさと眠りについておりました。そしてただいまネットカフェにて少し時間をつぶしやがて昨日と同じところへ移動すると思います。トホッ(~_~;)。
さて、昨日少し紹介したリトルジョンのGOTとは?反町っすか?と思われた方もいるかも知れませんがさにあらず。GOTとはジェネラル・オステオパシー・トリートメントの略語です。そしてこのGOTは今から約140年前に発表されたオステオパシー創始者アンドリューテイラースティルの直の弟子リトルジョンによって施されたテクニックなのであります。つまり今から100年近く前のテクニックで伝えられるオステオパシーのテクニックでは最古だそうです。創始者スティルがどのようなテクニックを使っていたかはわずかな8ミリが残っているだけでその直接の内容は想像の範囲でしか残っていないのですが、このGOTはわずかなオステオパスによってのみ伝授という形で残され(なので書物とかそういうものでは残っていないとの事)それを確かな形で伝えられるのは現代では世界中でもほんの数人だけとの事です。
そんな数人のうちのお一人「レンゾーモリナリ」先生(日本人の名前のようですがご両親ともイタリア人との事です)は世界の権威あるオステオパスの中でもかなり名の知れた方で、ヨーロッパのオステオパシー大学の校長も務められた事があるという大物との事です。しかしそんな大物ぶりは微塵も感じさせない飾らない気さくな優しそうな雰囲気の方で授業もとても理解しやすく興味深いものです(JOPAのセミナーの講師の方は皆共通して優しそうな雰囲気です・・・)。
手技自体の説明となると文章では難しいですが僕の今後のアプローチにはかなり大きな役割を占めてくれると想像される素晴らしいもので、古い技術だからこそ人間の体の分析が実に活かされており医学の発達した現代でもその効果は科学的に証明されているとの事です。
いろいろ負担も大きいセミナー参加ですが少しでも患者様の症状改善を高いレベルに引き上げていきたい・・・、石にかじりつく思いで後二日頑張ってまいります。