仕事って・・・?

呉の山にて。梅の花

本日水曜日は仕事帰りにジムにより夜10時には家に帰りテレビの前に嫁殿と座るのが恒例となりました。今流行っているらしいですね。「派遣の品格」。正直テレビはこれといってあまり見ず、ドラマにいたってはほとんど知らない僕だったのですが加藤あいさんが出るのなら・・とつい初回を見てからなんとなくずるずると。今では楽しみにしてたりなんかします。
現実的にはありえんだろう!!??と言いたくなりますがでもなんか考えさせられる所もありますよね。僕は今自営業。いうなればドラマの主人公と同じ一匹狼です。そして方や対極的に描かれているサラリーマンも5年ほど経験しました。
自営業と言えばやればやっただけうまくいけばお金になるし時間の融通も利く。けれど身の保障はどこにもなく社会保険やや有給休暇、退職金も基本的にはない。(一応色々な団体の関係でそういった制度もあるのですが)。サラリーマンは給料は定期的に出て保険も会社が一部負担、病気になったって制度的には傷病手当なるものも存在する。
さて、どちらが魅力的なのでしょう・・・?
答えは人それぞれなんでしょうが、僕が思うにどちらを選ぶにせよ結局自分がやりたい事を、自分がやりたいようにやれている。そしてそれが結果を生みつつ生計が立てれて人々の役に立っているのであれば、保険だの有給だの僕にとってはどうでもよいのです。
でもやっぱり安定の為には・・・と言われるかもしれません。けどサラリーマン社会とて今は安定などありません。傷病手当が出ると言っても会社を理由はあれ1週間も休めば働きづらくはならないでしょうか?それ以前に来なくてよいと言われるかもしれません。僕の友人は結婚して地元で二人仲良く暮せると思ったとたん断れないと思われたのか遠くに転勤が決まってしまいました。会社は良いときは良いように扱ってくれるかも知れませんが状況が悪くなれば厳しいものです。僕が以前していたサラリーマン時代の仕事(語学スクール営業、運営)も個人的に行っていること自体は嫌いではありませんでしたが、会社としては今苦情過多の為政府の立ち入り調査が入っているとの事です。
やはり仕事の成功如何は、お金でも組織が大きくなる事でもなく、世の中の人の為に尽くす事。そしてその為に自分自身をいかに犠牲に出来るか(僕はまだまだその域には達していませんが)。そんな風に思います。
アントニオ猪木さんはご自身がプロレスという職業を通じて学んだ事を次のように言われています。「プロレスとは何?の答えは分からないけど自分は、プロレスを通じて終生大衆に尽くす事、その思いでやってきた。」
仕事の中身はなんであれ、この思いが大切なような気がしますし答えだと信じています。