朝の散歩〜呼吸を感じよう

最近朝の散歩がまた定着してきました。去年積極的にダイエットをしていた時は必ず呉にいるときも行っていたのですが、坂の多い呉では膝に悪影響もあるので倉敷店にいるときだけの実行となっていました。
しかし最近のリフォームで朝大工屋さんが家の前の駐車場に車を止められるので、僕の車を国道沿いのお客さま用の駐車場に移動しに行きます。そこからは海がすぐで、平坦な道が続き海沿いを歩くと公園へと道が続いていきます。
歩きながら海を覗き込んだり、鳥の声を聞いたり、木の葉の色の変化を見たり天候の良い最近は特に気持ちの良いものです。五感が研ぎ澄まされ、自然の中で生活させて貰っているのをとてもありがたく感じる一時でとても幸福な気持ちにさせられます。
そしてそんな瞬間僕が特に意識して行っていることが「呼吸」です。もちろん散歩の時でなくても呼吸は行っている筈なのですが、散歩のときは自分の呼吸を感じながら、特に鼻から意識して呼吸を行い、その存在を十分に感じるようにしています。すると、あたかも空気にも味があるように感じられ、それはまるで空気を「食べている」という感覚すらしてきます。
最近、「いのちの輝き〜フルフォード博士が語る自然治癒力」という以前呼んだ本を読み直しています。このフルフォード氏というのは伝説のオステオパシードクターでその感覚の鋭さから手を人の体にそっと触れるだけでその悪い箇所がわかるのです。そしてそれは決して霊的なものではなく訓練し次第で、例えば僕のようなものでも身につける事が出来る能力なのだそうです。この本はオステオパシーの真髄が書いてあるような素晴らしい本でもしよかったら検索でもされて読まれると一般の方でもその健康などの為に役に立つと思います。
話がずれましたが、その中に「人は呼吸したとおりの人になる。浅くて不規則な呼吸をしている時は健康状態も悪く、エネルギーも低下している〜上記書より」とあります。一日二日食べなくても生きていられる食べ物などと違って、数分とまってしまうと生命に関わるこの呼吸を見直すことは健康にとても大きな影響があると思います。
そしてその呼吸をよりしっかり行う為に姿勢の改善もとても重要なのです。例えば猫背の方は呼吸筋がうまく働かず呼吸も浅くなりやすく神経症などにつながるケースさへ見られるようです。例えば神経症の方に深呼吸をして頂くと大きく両肩を上げるような呼吸をされます。
おっと、少し話がマニアックになっていきました。何気ない朝の散歩も、自然のありがたさを感じ、呼吸を感じながら行うと心も体もとても幸せな気分に浸り、健康な状態へと導かっれると思いますよ。