強い父、優しい母

のどか呉店玄関前

本日のどか倉敷店より。心なしか少しずつ暖かくなっている気がしませんか?草木も芽を膨らませ、きれいな花衣を披露できるのを待ちわびているかのようです。
昨夜実は倉敷に移動する途中、尾道の親戚の家に食事に立ち寄りました。僕はこのおじさん、おばさんにお二人の子供さん(つまり僕のいとこ)と一緒に小さいときよく遊んで頂きました。そんな頃の話です。おじさんは僕には甘かったのですがさすが実の娘には厳しく、時に手もあげたり外に閉め出す事すらあったそうです。その反面そうした後は必ず学校に送っていったりフォローを意識して行っていたとの事なのです。そしてそんなおじさんの悪口をおばさんは絶対に娘の前では言わなかったと言っていました。
つまりおじさんはアメとムチを我が娘に徹底的に示し、そんなおじさんをおばさんは立てることによって娘に父の偉大さを教えていたのですね。その子は今双子を出産し子育ての最中ですがそんな教えをしっかり受け継いでいるみたいですよ。そして未だに父親というのは怖い存在なのだそうです。
もう一つ母の愛を感じた今日のお話。小さな子供さんがいらっしゃる主婦の方がいらっしゃったのですが、そのお子さんにたまにオイルを使って足をマッサージしてあげるのだそうです。もちろんみよう見まねでやるだけだと言われていましたが、とてもよい事だなあと思いました。小さいとき人に沢山抱かれた子供はよい子に育つといいますが、信頼する母からそうして触れられて育てられた子供はさぞかしよい子に育つのではないかなあという気がしました。
最近とても親子とは思えない事件も多いですよね。今日お書きしたような強い父、優しい母でいられればやはり子供は健全には育つのでしょうね。(もちろんその形が絶対であるといえませんが)僕にはまだ子供はおりませんがなにやら甘いだけの父親になってしまいそうです。。