クラニオ・サクラル・セラピー

本日のどか呉店より。なんか朝晩はもちろん日中も少し肌寒く感じるようになりましたね。風邪など引かれてないですか?
さて、今回はそんな皆様にもぴったりな療法です。「クラニオ・サクラル・セラピー」。漢字で「頭蓋仙骨療法」とも言います。以前にも日記で少し紹介いたしました(画面右の検索欄で頭蓋仙骨療法を検索していただくとその回の日記が出ると思います)。これはオステオパシードクターのアプレジャーさんという外科医が発見、開発した手技療法です(のどかのHPでご紹介している通りオステオパシードクターは欧米では医師資格を持っています)。
頭蓋骨のモデルなどにあるように頭の骨は縫合という切れ目でつながっています。その縫合を境にそれぞれ独立した頭蓋骨の部分部分を調整することによって脊髄液の流れを良くしてあげるというのがその方法なのですが、これが現代医学でも悩まれている様々な症状に適応するようです。
「ようです」とあえて書かざるをえないのは正直そこまでの難病患者といわれる方には僕自身は当たったことはありません。しかしアプレジャーさんは医師として様々な患者さんにその効果を認めています。彼の著書によると、「てんかん学習障害言語障害、脳性まひ」といったお子様の症状から「慢性の神経痛、パーキンソン病リュウマチ症状」といった非常に完治しにくいと言われる症状まで適応すると言っています。また手術後などはこの療法を積極的に取り入れるべきだと語られていますし、妊婦の方のお産の為にもすごくよいと言われています。その他体にとってあらゆる面でよい効果をもたらしてくれると書かれています。
もちろん日本ではオステオパシーは民間療法ですし、これら全てを治せますとは言えないのですが、上記ほどの方にではないにしろ実際施術してみて、深いリラックスを得て自律神経のバランスを整えたり免疫力を高める、また頭痛や不眠といった症状などによい結果を得ていると僕自身も感じています。
頭蓋骨の各部分に非常にソフトな圧を加えて動きを観察していくので、一見気功のようにみえますが、決して変な宗教的なものではなく医学的に確立された療法であるという面から僕自身も積極的に取り入れてみようと考えています。現代はストレス社会。軽い自律神経失調症状から神経症、うつ症状を抱えていらっしゃる方も多いです。精神的なものと簡単に片付けられてしますケースも多いようですが体の面からアプローチできる事もあると思うのです。なんとなく風邪を引きやすくなったなあ・・・と感じられる方をはじめご興味ある方は何かと相談してみて下さいね。