医療制度

本日倉敷二日目終了。今月のフリークーポン「イーノ」はリフレックス特集の為、心なしか問い合わせも多く、二日とも施術に大忙しでした。ほんとありがたいと思う反面、みなさん心身ともいろいろ抱えていらっしゃると改めて考えさせられます。ほんとストレスためすぎないよう皆様健康管理に留意してくださいね。

さて今夜は日本の医療制度についてです。というとちょいと固いですが、前回のご夫婦のおはなしの時、触れておきたいなと思っていました。みなさんは長期入院された事はありますか?縁起でもないですがおそらく一生に最低でも一度は経験することにはなるでしょう。もちろん精神的にもつらい日々となるでしょうが現実的にはもっと厳しいです。実をいうと私の母も現在入院しております。脳卒中の為、自立は難しく、かれこれ2年半以上の入院となるでしょうか。だからこれらは現実の患者の家族の声なのです。

どういう事かというとまず最初に入院した病院には長くはいれても3ヶ月、それ以上はおいてもらえません。病院の収支の関係です。家族の都合は関係なく次の病院を勧められます。そしてまた次へ、というかんじで病院を転々とします。しかし病院に入れればまだよい方で、空き病院がなくまだ不安があっても自宅療養せざるをえないケースもあります。こうなるとどうしてもリハビリなどは十分に行えません。先日の旦那様の手のリハビリの指示が病院側からでていないというのにはどうしても納得がいきません。あのままであれば手の関節は固くなり動かなくなるというのは病院側もわかるはずです。私の母もリハビリ専門の病院にも入りましたが2ヶ月の期間を決められ、それが過ぎるとその時点での経過はどうあれ出されてしまいます。今は医療型療養施設といって介護してくださる方と医療が一体となった病院にはいっており、こちらは介護保険がきき、強制的に出される事はありませんが入院するときに毎月これ位の費用がかかるが大丈夫か?ヒアリングされます。もちろん苦しいとなれば入院は拒否されます。お金がなくては入れない、入るお金があっても空きがない、うまく入れてもとても心が満たされるサービスを受けられるとも限らないのです。悲しいですがこういう現在もあるということです。もちろんこれからの高齢化に合わせていろいろなサービスが出てくるでしょうし、僕の行っている整体も何らかの形でそういった方々の心身のゆとりある生活のお役に立てればと思っています。少し重い内容になりましたが健康に生活できていることに感謝しつつ、自分の健康は自分で守らないといけないことも肝に命じておかないといけないと思います。

PS,友人のT城さん、K村さん立ち寄ってくれてありがとう。またいつでも気軽に顔だしてね(^^ゞ