心くばり

 天気のよかったゴールデンウィーク、本日は一転雨となってしまいました。そんな中なんとかホームページ形になりました。といってもどんどん更新してよりよいものにしていこうと思っておりますので、こんな項目がほしい、こんなところが見にくい等お気軽にこちらのコメントなりメールなりでお知らせくださいませ。
http://nodoka.ptu.jp/ちなみにホームページの「日記」メニューに当日記がリンクしてありますよ。
 さて本日より施術開始、ということで意気込んでおりましたが早速少し考えさせられました。本日のお客様、膝の調子が悪く杖をついてゆっくり来店されます。かれこれ1ヶ月ほど通われ「先生、こんなに調子がよくなったんですよ」とこちらが恐縮するくらいその調子のよさから感謝の言葉をかけてくださいます。家でもこちらがお伝えしたアドバスをしっかり守られ、まさに模範的な方なのです。お若いころはお上品で姿勢のよさには自信があったとのことですが膝の調子が悪くなってからは家から出るのも少なくなったとのことです。この方が今日「先生は、ゴールデンウィークはどうされてたんですか?」と聞いてくださったので何気なく「2日ほどお休み頂いて広島のフラワーフェスティバルに出かけてきたんですよ。パレードとか見るの好きで天気よかったからすこし焼けてしまいました。」と先日書きましたようなことをお話したのですが少し「・・・」だまられてしまいました。5秒ほどして「私もいってみたいわ。楽しそうですしね。」しまった、と思いました。この方だいぶ歩くのも楽になったと言ってくださっているのですが、ものすごい人ごみの中を長い時間歩くにはまだお辛いだろうし、ましてや人様に迷惑をかけてしまうとまず考えてしまうような方なのです。すぐさま「来年には必ずいけるように頑張りましょうね」とお伝えしましたが自分にとっては当たり前で楽しい話でも、必ずしも伝える相手にとって楽しい話とは限らないかもしれないですよね。とくに慢性的な体のつらさから心まで落ち込んでしまうというのは非常に多いケースです。ましてやそうした方々をお相手にしてるのに気をつけないといけないな、と感じたのでした。確かにおなかにためず全部吐き出すのも大切だと思いますが、時と場合に応じた心配りも忘れてはいけないですね。